日産車モデルチェンジ情報:2018年下半期~2019年

日産車モデルチェンジ情報:2018年下半期~2019年

日産車モデルチェンジ情報:2018年下半期~2019年

いち早く電気自動車市場に乗り出した日産は、2018年下半期以降、既存車種にも続々と電気自動車仕様(e-POWER)モデルや、電気とモーター、ガソリンで走るPHEV仕様車を追加していく流れとなっています。技術の益々の進歩が期待される中、どのような改良・モデルの追加が行われるのかに注目が集まっています。
今年も技術の日産として、電気自動車市場だけでなくあらゆる先進技術の分野で、他社牽引することが出来るのでしょうか。以下に、未確定分も含めた2018年下半期~2019年にかけたモデルチェンジ情報を記載していますので、新車の購入を検討されている方は是非参考にしてください。

■日産ノートe-POWER モーターアシスト方式4WDを追加 /2018年7月5日発売

日産自動車は2018年7月5日、電気自動車「ノートe-POWER」に四輪駆動車を追加し、仕様を一部変更しました。モータアシスト方式の4WDとe-POWERを組み合わせた新開発のシステムを採用し、電気の力を4輪全てに配分することで、発進と加速を一段とスムーズにしています。日産ノートe-POWER 4WDは、直進時はもちろんのこと、右折時の発進や加速、滑りやすい道でのタイヤの空転を抑制し、アクセル操作へのストレスを軽減します。また、タイヤの空転が起こりやすい坂道走行時にも、瞬時に4WDに切り替わることで車両の後進を防ぎ、スムーズな加速や発進を可能にしています。そして発進してから速度が上がり安定すると、2WD走行に自動で切り替わり、トルク制御を行いより安定した走行を実現します。速度が下がりスリップを検知した際、即時に4WDに切り替わるため安心して走行することが出来ます。また、アクセルを緩めるだけで減速力を発揮するため、慎重なブレーキを要する雪道走行や下り坂、市街地での減速においてもストレスのないスムーズな運転を可能としています。

今回新採用したモーターアシスト式4WDでは、モータードライブの利点を活かし、車速0km/hから瞬時に4WDで走行することが可能となっています。それは前輪駆動用の強電バッテリーから大容量の電力を供給できることと後輪駆動のモーターを搭載することによって実現しており、1/100単位でのきめ細かなトルク制御を可能にしています。発進・加速時を除いた通常運転は2WDで走行し、システムがいち早く前輪の空転を確認すると、ドライバーが気づく前に4WDに切り替わる優秀な仕様です。また、他の4WDの場合はエンジンで動かした発電機によって生まれた電気で後輪を駆動するのに対し、日産ノートe-POWERのモーターアシスト4WDでは、バッテリーの電気で自在に後輪を駆動する特性を持っています。

そしてe-POWER 4WDを追加したことに併せて、日産ノートの仕様を一部変更している日産自動車。「e-POWER S」以外のグレードに、踏み間違い防止アシストを標準装備とし、さらなる安全性の向上を図っています。また、ガソリン車の仕様の変更も行っており、自動ブレーキシステムに歩行者検知機能を追加したほか、追従・自動運転機能のインテリジェントクルーズコントロールと車線逸脱防止支援システムを採用しています。

そして様々な層からの支持を予想し、新たにサンライトイエローを新色として追加し、選択肢の幅を広げています。特別仕様車・ブラックアローには2トーンカラーの設定もあり、より遊び心溢れたバリエーションを展開させています。

新たに4WDが追加となっただけでなく、既存モデル仕様にも充実の機能を追加させるなど、安全性や快適性に対して余念がない日産自動車。まだ発売してから日が浅いノートe-POWER 4WDですが、その性能の高さであらゆる層から益々の支持を得ることでしょう。

■モデルチェンジ予想!気になるあの車種は?

・日産・新型 INFINITI QX50、米国に続き国内販売なるか/2019年頃(予想)

日産自動車は2017年11月、米国ロサンゼルスモーターショーにて新型INFINITIを正式発表し、2018年3月には世界初の量産型可変圧縮比エンジン「VCターボ」搭載モデルの新型 INFINITI QX50を発売しました。新型INFINITI QX50では新開発のプラットフォームを採用しており、効率的なパッケージと広い室内空間を実現しています。INFINITI特有のラグジュアリーな質感とSUVの力強さを誇り、見た人を魅了する存在感を醸し出しています。

実に10年ぶりとなるモデルチェンジで、ファン待望の2代目として発売されました。日本仕様モデルは未だ発売日未定ですが、流行のSUVで米国人気の高いINFINITIともあれば、日本国内での発売が期待されるのも無理はありません。ボディサイズはモデルチェンジ前と比較して全長4,694×全幅1,902×全高1,679mmと拡張しています。初代の発売時にコンパクトSUVのQX30存在がなかったことも、サイズ拡大に寄与しているといえます。そしてモデルチェンジ前と比較して価格は約1,500ドル上がって3万6,550ドル(日本円で約392万円)と、プレミアムカーらしい強気の価格設定をしています。インテリアには8インチタッチスクリーンディスプレイや、エアコンやエンターテイメント機能を制御する7インチのタッチスクリーンで構成されており、オーディオにはBOSEのスピーカーを採用するなど、随所にこだわりが見受けられています。ホールド性の高いシートや高級感をあしらったステッチの採用など、質感にもさらなるこだわりを見せています。エクステリアでもその先進性をアピールしており、日本仕様の現行モデル・13代目スカイラインセダンと比較すると、その差ははっきりと表れており、筋肉質のボディにスポーティで力強いフロントフェイスが印象的です。

何より特質すべきは、新開発のVC-T技術を採用した「2.0L 4気筒ターボエンジン」の搭載です。運転状況などに応じて圧縮比を適切な圧力に変化させることによって、パワーの最適化を図っています。これまでガソリン車はディーゼル車やハイブリット車と比較すると、パワーや効率の面でやや劣る印象にありましたが、VC-Tエンジンによってそのそれらに近い高効率なトルク配分とパワーを実現することが出来るようになりました。

日本ではまだまだ続いているSUVブームですが、各社ともに性能と価格面のバランスを考え、コストパフォーマンスの高い車種が続々と登場しています。
日本市場に参入した際に、そういった車種とどう渡り歩いていくのか、スカイラインブランドのSUVは米国同様受け入れられるのか、注目していきたいです。

・日産新型エクストレイルe-POWER&PHEVを追加し、2019年にフルモデルチェンジか/2019年5月発売(予想)

2022年までに自動車の電動化を積極的に展開していくとしている日産自動車は、新型電気自動車3車種に加え、e-POWER搭載5車種を国内市場に投入予定としています。2025年には販売台数の2台に1台が電気自動車である未来を見越して、中期計画「Nissan M.O.V.E. to 2022」を発表しています。現在までにe-POWERが搭載されているモデルがノートとセレナであり、次にエクストレイルに搭載されることが予想されています。2013年に約6年の歳月を経て2代目へと変貌を遂げた現行エクストレイル。さらに6年後の2019年、e-POWERを搭載して再度フルモデルチェンジが行われるのでは、と期待が高まっているのです。

・日産新型マーチ、欧州に引き続き新型発売?/2019年頃発売(予想)

英国、欧州では既に2017年の初春~初夏にかけて新型マーチ(国外名称:マイクラ)を発表・販売を開始しています。現行マーチの丸みを帯びた可愛らしいデザインから一変、スタイリッシュでスポーティな外観に仕上がっています。新型マーチの発売時期は2019年夏頃になるのではとの噂も多いですが、実際の発売は新型マーチとしてなのか、マイクラと統一するのか、まだまだ未定な部分も多いのが事実です。

・日産新型ノートe-POWERを継続しつつ、更なるモデルチェンジか/2019年秋頃(予想)

2018年7月にモーターアシスト方式の4WDが発売された日産ノートですが、2012年に現行モデルが発売されてから車体や内装など変更できる点は多く、そのモデルチェンジの情報が出ています。日産がルノーと共同で開発している「CMF-Bプラットフォーム」が新型には採用されるのではと噂されています。e-POWERを搭載し、今後世界でもその幅を広げていくことが予想されるノートは、5ナンバー規格にこだわるのではなく、さらなる拡大化の方向性を強める予想がされています。

・日産新型エルグランド、2.0L e-POWER&ハイブリッドを搭載し、ファン待望のモデルチェンジ/2019年冬頃(予想)

日産の先進技術をフルに搭載した新型エルグランドが2019年冬に発売されるのではと噂されています。三菱のデリカと共同開発し、プラットフォームを同一とする予想もされています。新型に期待されるのは、自動運転機能のプロパイロット機能や2.0Lのe-POWER、2.5Lのハイブリッドとスーパーチャージャー、そして前述のデリカと同一のプラットフォームです。競合車種が続々と新機能やパワートレインを追加するなか、内外装の質感を改良するだけにとどまっていたエルグランド。もしモデルチェンジが実施されることになれば、ファンにとって嬉しいニュースとなることはもちろんのこと、市場に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

■まとめ

新システム・モータアシスト方式4WDやPHEVなど、年々新たな技術を生み出し惜しみなく導入している日産自動車。技術の革新はとどまることを知らず、今後も益々の発展が期待されています。電気自動車やPHEV、自動運転機能や予防安全システムが主流になる中、各社のさらなる技術競争が予想されます。今後日産が他社にない強みをどう活かし、新たに生み出していくのかに注目していきたいです。