ジャパン・ロータス・デーって知ってる?

ジャパン・ロータス・デーって知ってる?


ジャパン・ロータス・デーをご存知ですか?
ロータスとは、イギリスの自動車メーカー(現:中国吉利汽車傘下)で、大衆車両開発はせず、モータースポーツ用車両に特化したメーカーとして知られています。

そんなロータスが、2009年にロータスオーナー・ファンに向けて富士スピードウェイで開催し、現在も続くファンミーティングが「ジャパン・ロータス・デー」です。

ロータスファンには馴染みの深いイベントですが、そうでない方に向けて「ジャパン・ロータス・デー」について深く言及していきたいと思います。

ジャパン・ロータス・デー イベント概要

富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で2009年9月2日に開催されてから、2018年で8回目を迎えたジャパン・ロータス・デー。年に一度、全国のロータスオーナーとファンがサーキット場に終結し、一般参加者を募ったレース、同乗体験試乗会、歴史を振り返るヒストリックミュージアムなど、様々なイベントが行われます。毎年600台以上のロータスがサーキット場に集結し、今では日本のみならず世界中のロータスオーナー・ファンも注目するビッグイベントとなりました。

ロータスファン同士の交流の場としても活用されており、イベントへの参加の仕方は人それぞれです。展示ブースで過去の名車から現行モデルまで様々なロータスを見学をするも良し、サーキットに参加して自慢のロータス車の走行性能を確かめる・見せ付けるも良し、クイズやトークショー、表彰式など様々なイベントが開催されているステージイベントを楽しむも良し、クリスタルルームでゆっくりとイベント鑑賞をして食事を楽しむも良しです。

前述のように、サーキットへの参加や愛車の展示はロータスオーナーだけの楽しみですが、一般来場者でも楽しめるように様々なイベントが盛り込まれています。そして最後のパレードランでは、全ロータス車がサーキット場を走行し、イベントを締めくくります。

ジャパン・ロータス・デーは、オーナーやファンが一同になって自慢の愛車について語り、認め合う一種のコミュニケーションツールの役割を担っているといえるでしょう。

参加方法は?

では、どうすればジャパン・ロータス・デーに参加出来るのでしょうか。
参加にはオーナーとして参加する方法と、一般来場者として参加する方法の2種類に分かれます。その参加方法と料金についてご説明します。

オーナーとして参加する場合

オーナーとして参加する場合、まずは基本エントリーを必須としており、それによって参加資格が得られます。料金は1人12,500円となっており、車両エントリーパス1台分のほかに、入場パス、パレードラン走行資格、イベントTシャツ、記念プレート、記念ステッカー、プログラムが付与されます。

ウェブサイトや正規ディーラーからエントリーをするのが一般的ですが、当日エントリー枠も用意されています。締め切りに間に合わなかった、もしくはスケジュールの調整が出来なかったオーナー向けに、2018年9月2日開催時には、Aパドックのスペース分のみ、当日枠が先着50名で用意されました。例年、当日枠も含めた約600台の車両が富士スピードウェイに集結することになるのです。

エントリーをするとAパドックに展示されることとなり、人気で注目を集めた車種にはステージ表彰も用意されています。

「参加したからにはサーキット場を走行したい!」
というオーナーの声に応えて、ジャパン・ロータス・デーでは3つのサーキット走行コースを用意しています。

1つ目は、先導車があり、平均速度は60km/hという縛りのもと、コースを2周程度走行するサーキット・エクスペリエンスコースです。
参加料金は基本エントリー代金に加えて10,000円としており、7歳以上であれば同乗者も認めています。
速度制限を設けているため、ヘルメット装着は義務付けられていません。

2つ目は、本格的なサーキット走行(タイム計測無)です。サーキット場を約25分間走行し、速度の制限も設けられていません。
そのため、ヘルメット着用が条件となり、同乗者も認められていません。参加費用は基本エントリー代金に加えて15,000円です。
各トラックのタイム計測は行いません。

3つ目は、2番目で紹介した本格的なサーキット走行にタイム計測を付けた、サーキット走行(タイム計測有)です。各トラックのラップタイムを確認することによって、より実際のレースに近い状態でサーキットを楽しむことが出来るでしょう。

一般来場者として参加する場合

ジャパン・ロータス・デーは一般来場者としてももちろん楽しむことが出来ます。
参加には入場券が必要で、前売り券が2,700円当日券が3,000円となっています。(※2018年9月開催時)
オーナーとして参加した人の同伴者もこちらの入場券を用意する必要があります。また、一般入場券のほかに、車で来場する場合は駐車券が必要となっており、前売り券が900円当日券が1,000円バイクは当日券のみで500円で販売されています。

サーキットやステージ鑑賞を楽しむのももちろん楽しみ方の一つですが、よりイベントを楽しみたい来場者に向けて、パドックラウンジパスも販売されています。
Aパドック、ピットロードの見学が出来るほか、ピットビル2階にあるクリスタルルームの利用が可能となっており、フリードリンク、ランチ、お土産が付いており、トークイベントも観覧出来ます。前売り券のみで販売しており、料金は入場料に追加して6,500円(小学生2,500円、小学生以下無料)と少々値は張りますが、真にイベントを楽しみたいファンにとっては入手必須のチケットとなっています。

何よりパドックでは憧れの名車を至近距離でお目にかかることが可能ですし、スターライダーとの距離も非常に近く、レーサーやモーターレースファンの知人を作り易い場でもあります。考え方によっては値段以上の価値があり、ロータスオーナー・ファンの社交場として活用出来ることでしょう。

チケット販売はジャパン・ロータス・デーの公式HPか、ローソンチケットにてオンライン上で受け付けているほか、当日券も用意しています。

また、一般来場者として参加している場合でも、ロータスの体験同乗試乗のチャンスがあります。抽選にはなりますが、幸運にも当選した人はプロドライバーが運転するロータスに試乗することが出来ます。フルブレーキングや強烈な横Gに驚愕の声を上げる人も多く、大変人気のイベントとなっています。

サーキットイベント

基本エントリーをした後、走行エントリーを済ませるとサーキットイベントに参加する資格が与えられます。
エントリー代金は3種類あり、料金は以下となっています。

サーキットエクスペリエンス:10,000円
本格サーキット走行(計測なし):15,000円
本格サーキット走行(計測あり):18,000円

販売は一般的にはオンラインのみの受付ですが、例年、当日エントリー枠を50枠ほど設けています。

サーキット走行はモデル別、レベル別に分かれており、歴史あるサーキット場・富士スピードウェイで走行するまたとないチャンスとなっています。サーキットエクスペリエンスではドライバーのほかに、7歳以上であれば同乗することが可能で、速度制限を設けており前方に先導車両がいるため、サーキット場が初めてという方や、家族で楽しみたいという方々にお勧めのカテゴリーとされています
。例年までは計測無し走行のみを受け付けていましたが、2018年9月からは「ロータスデー・タイムチャレンジ」を設定し、実力を数字で確かめられるようになりました。

走行エントリーのカテゴリーリストは以下となっています。

① ロータス・エキスパート&クラブマン
② ロータス・ヒストリック/ケータハム
③ ロータス・チャレンジ A
④ ロータス・クラブマン
⑤ サーキット・エクスペリエンス
⑥ ロータス・チャレンジ B

ステージイベント

ステージではモータージャーナリストの司会進行により、体験同乗試乗会の抽選が行われたり、出店しているディーラーや各ショップのPRイベント、ロータスにまつわるクイズ、トークショー、鈴鹿サーキットで行われたLOTUS CUP JAPANの表彰式、コンクール・ド・エレガンスの表彰などが行われます。

コンクール・ド・エレガンス

全てのロータス車が対象となり、その中から受賞する車両を決定します。まずオーナーは自身のロータス車をイベント会場(Aパドックと呼ばれるエリア)に展示することが義務付けられており、各部門からモデルを選択してエントリーします。エントリーされるロータス車は現行モデルからクラシックモデルまで様々で、実に多彩なラインナップで展開されます。

エントリー部門はこちら

A EVORA K 340R
B EXIGE S(V6) L ELAN
C EXIGE S2 M EUROPA
D EXIGE S1 N ELITE
E ELISE (2011~) O EXCEL/ECLAT
F ELISE S2 P LOTUS SEVEN
G ELISE S1 Q FORMULA
H 2-ELEVEN R CATERHAM
I EUROPA S/LX S OTHERS
J ESPRIT

エルシーアイ株式会社、ヨコハマタイヤ横浜ゴム株式会社、プレミアム・カーケア・ジャパン株式会社がプレゼンターとなっており、各社が1台ずつ選出して「エルシーアイ賞」、「横浜ゴム賞」、「オートグリム賞」などの賞を授与します。

パレードラン

閉会式が終わった後にはパレードランと呼ばれる、参加者全員によるレーシングコース走行を行います。毎年恒例となっている行事で、ジャパン・ロータス・デーを締めくくる一大イベントとなっています。

まとめ

年度を重ねる毎にその知名度を世界中へと広げてきたジャパン・ロータス・デーは、今ではロータスファンにとって一大イベントになっています。2018年はロータス70周年を記念する年でもあり、9月に開催された第8回イベントでは、日本のみならず世界各国から様々なモデルが集結しました。

ライダー・オーナー・ファンを繋ぐミーティング場として活用されており、展示車・パッドク見学、オーナーやファン同士の交流、サーキットへの参加、新型車の試乗、クイズ参加、などそれぞれ色々な楽しみ方があります。今後もロータスファンの社交場としてジャパン・ロータス・デーは広く発展していくことでしょう。